IMVが一時8.9%高で戻り高値払拭、24年9月期営業利益上方修正で最高利益更新し大幅増配も実施へ

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 IMV<7760.T>がマドを開けて買われ、一時8.9%高の769円まで上値を伸ばす人気となった。9月3日と10月4日に760円近辺で戻り高値でダブルトップを形成し、その後は調整色を強めていたが、寄り後早々にここを上抜いた。その後は全体相場が軟化するなか伸び悩みを余儀なくされているが、下値では買い板が厚くプラス圏で強調展開を維持している。同社は自動車業界向けを中心に振動試験装置や計測器の製造販売を行うほか、受託試験サービスも手掛けるが、原価改善効果や収益力強化に向けた投資が奏功している。6日取引終了後、24年9月期業績の上方修正を発表、営業利益は従来予想の13億5000万円から18億4700万円(前の期比46%増)に大幅増額した。これに伴い15年9月期に記録した13億7700万円を上回り、9期ぶりに過去最高利益更新を果たす見通しで、ポジティブサプライズとなった。会社側の想定を大きく上回る業績を背景に株主還元にも力を入れ、今期年間配当は従来計画の12円から20円(前期実績12円)に大幅に上乗せすることを発表、これも株価を刺激する格好となっている。

出所:MINKABU PRESS

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