6日の米株式市場の概況、NYダウ1508ドル高で最高値 トランプ氏再選で景気浮揚期待

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 6日の米株式市場では、NYダウが前日比1508.05ドル高の4万3729.93ドルと大幅続伸した。米大統領選で共和党候補のトランプ氏の再選が決まった。減税による経済活動への好影響などへの期待が膨らみ、投資家のリスク選好姿勢が強まった。NYダウのほか、ナスダック総合株価指数とS&P500種株価指数も大幅に上昇し、主要3指数がそろって最高値を更新した。

 JPモルガン・チェース<JPM>やゴールドマン・サックス・グループ<GS>、モルガン・スタンレー<MS>など金融株が急騰。キャタピラー<CAT>が大幅高となったほか、インテル<INTC>やスリーエム<MMM>、ユナイテッドヘルス・グループ<UNH>が堅調推移。ローンデポ<LDI>が大きく水準を切り上げた。半面、コカ・コーラ<KO>やプロクター・アンド・ギャンブル<PG>、ボーイング<BA>が軟調。ホーム・デポ<HD>とナイキ<NKE>が下落した。

 ナスダック総合株価指数は544.295ポイント高の1万8983.466と大幅続伸。テスラ<TSLA>が急伸。エヌビディア<NVDA>やアルファベット<GOOG>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が買われ、トランプメディア&テクノロジーグループ<DJT>が高く、コインベース・グローバル<COIN>やライオット・プラットフォームズ<RIOT>、クォリス<QLYS>が上値指向を強めた。半面、アップル<AAPL>とメタ・プラットフォームズ<META>が冴えない展開。ファイブ・ビロウ<FIVE>が売られ、スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が大幅安となった。

出所:MINKABU PRESS

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