トモニHD、上期経常を一転16%増益に上方修正・最高益、配当も1円増額
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トモニホールディングス <8600> [東証P] が11月6日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の93.5億円→125億円(前年同期は108億円)に34.2%上方修正し、一転して15.8%増益を見込み、4期連続で上期の過去最高益を更新する見通しとなった。 なお、通期の連結経常利益は従来予想の194億円(前期は215億円)を据え置いた。 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の6円→7円(前年同期は5.5円)に増額し、年間配当は13円になる。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社の銀行子会社2行において、資金利益及び役務取引等利益が当初予想を上回るとともに、物件費及び与信関連費用が当初予想を下回る見込みとなったこと等により、令和7年3月期第2四半期累計期間の連結業績予想を上方修正するものであります。 当社は、企業価値の継続的向上を図るとともに、株主の皆さまに対する利益還元を経営上の重要課題の一つとして位置づけた上で、経営体質の一層の強化と積極的な事業展開に必要な内部留保の充実を勘案し、安定した配当政策を実施することを基本方針としております。 また、令和6年5月14日公表の「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けた対応について」におきまして、株主還元方針として「当面、利益の展開を見据えつつ、累進的配当を継続する。その際、配当性向と併せてDOE(純資産配当率)も意識して、配当額を決定する(当面はDOE1%を目指す)。」としております。 こうした方針等を踏まえ、令和6年5月14日公表の「令和6年3月期決算短信」におきまして、当期の中間配当金予想を前中間期より50銭増配し1株当たり6円00銭としておりましたが、当中間期の業績等は順調に推移し、親会社株主に帰属する中間純利益は当初予想を上回る見込みであることから、1株当たりの中間配当金につきまして、前回予想から1円増配(前中間期に比べて1円50銭増配)の7円00銭に修正いたします。 なお、現在、当期の通期連結業績予想を見直し中であり、期末配当予想につきましては、令和6年11月12日に予定しております令和7年3月期第2四半期累計期間の決算発表時に改めてお知らせする予定であります。