日本電技が続急伸、25年3月期業績及び配当予想を上方修正、1株から2株への株式分割も発表
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日本電技<1723.T>が続急伸し年初来高値を更新している。5日の取引終了後、12月31日を基準日として1株を2株に株式分割すると発表したほか、25年3月期の連結業績予想について、売上高を415億円から425億円(前期比9.3%増)へ、営業利益を62億円から75億円(同20.0%増)へ、純利益を43億円から53億円(同13.4%増)へ上方修正し、あわせて期末配当予想を94円から74円(株式分割前換算148円)へ実質増額すると発表したことが好感されている。空調計装関連事業の増加が売上高を牽引することに加えて、利益率改善努力が奏功する。 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高149億8700万円(前年同期比3.8%減)、営業利益23億1800万円(同32.6%増)、純利益16億4600万円(同33.3%増)だった。前期に空調計装関連事業で首都圏再開発の大型新設物件があった反動で売上高は減収となったが、売上総利益率が改善し増益となった。 出所:MINKABU PRESS