松田産業、上期経常を一転11%増益に上方修正、通期も増額
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松田産業 <7456> [東証P] が11月5日大引け後(16:00)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の50億円→65億円(前年同期は58.7億円)に30.0%上方修正し、一転して10.6%増益見通しとなった。 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の110億円→125億円(前期は105億円)に13.6%上方修正し、増益率が4.3%増→18.5%増に拡大する見通しとなった。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 (1)第2四半期(中間期)連結累計期間 当第2四半期(中間期)連結累計期間では、貴金属関連事業において、対象顧客の宝飾分野は好調に推移したものの、主力である電子デバイス分野では顕著な生産回復が見られず、貴金属リサイクル及び製商品販売の数量面は厳しい状況となりましたが、金並びに銀などの貴金属相場上昇に伴って販売価格が上昇したことから、業績が公表予想を上回る見込みとなりました。 以上の内容から、当第2四半期(中間期)連結累計期間の売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益の予想値を上方修正するものです。(2)通期 上半期における業績の上振れは、貴金属関連事業の貴金属相場に連動した販売価格の上昇が主な要因でありますが、貴金属相場の先行きについては不透明であることから、当第2四半期(中間期)連結累計期間の業績予想数値の修正を勘案し、下半期の営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益については当初の予想を据え置き、2024年5月13 日に公表しました2025年3月期の通期連結業績予想数値を上記の通り修正いたしました。(注)上記の業績予想数値は、当社が本資料発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。