ムゲンE、今期経常を35%上方修正・7期ぶり最高益、配当も24円増額

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決算

 ムゲンエステート <3299> [東証S] が11月5日後場(14:00)に業績・配当修正を発表。24年12月期の連結経常利益を従来予想の60.3億円→81.5億円(前期は52.4億円)に35.1%上方修正し、増益率が15.1%増→55.5%増に拡大し、7期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の13.9億円→35億円(前年同期は23.2億円)に2.5倍増額し、一転して50.9%増益計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の68円→92円(前期は63円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 当社グループの主力事業である不動産買取再販事業は、投資用及び居住用不動産の堅調な需要に支えられ、2024年12月期の連結業績は営業利益以下、各利益で前回発表予想を上回る見込みとなりました。このような外部環境と今期の事業進捗を反映し、売上高は当初予想通りで着地する見込みであります。一方、利益については、投資用不動産及び大型物件の販売が寄与し、営業利益は前回予想から2,084百万円増加の8,945百万円、経常利益は同2,118百万円増加の8,154百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は同1,387百万円増加の5,372百万円に修正いたします。

 当社は、株主の皆さまに対する利益還元を経営の重要課題の一つと位置付けております。長期的な事業拡大のため財務体質の強化と内部留保の充実を図りつつ、安定した配当を継続することを基本方針とし、業績の水準やバランスシートをベースとする資本コストや資本収益性等を総合的に勘案し利益配分を決定してまいりたいと考えております。また、中長期的な連結配当性向の目標水準を40%以上としております。この基本方針のもと、期末配当金につきましては、2024年12月期の連結業績予想の修正の水準も踏まえ、配当予想を前回より24円増額し、1株当たり92円(配当性向40.2%)に修正いたします。※業績予想に関する留意事項:上記の業績予想につきましては、発表日現在において入手可能な情報に基づき判断したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

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