ミマキエンジ、上期経常を19%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も2.5円増額

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決算

 ミマキエンジニアリング <6638> [東証P] が11月5日昼(11:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の36億円→43億円(前年同期は20.1億円)に19.4%上方修正し、増益率が78.7%増→2.1倍に拡大し、従来の10期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の68億円→75億円(前期は48.8億円)に10.3%上方修正し、増益率が39.3%増→53.6%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の15円→17.5円(前年同期は10円)に増額し、年間配当は32.5円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 中間連結業績につきましては、売上高は、既存のプリンタ製品に加え前期から当期にかけて投入した各市場向けの新製品や、インクの販売が堅調に推移しました。利益は、高コスト部材を使用した製品の販売がほぼ終結したこと等により、売上原価率が改善しました。これらに為替のプラス効果が加わり、8月1日に公表した前回予想を上回る見通しとなりました。 通期連結業績につきましては、グローバルでの市場環境等は依然不透明な要素が多いものと想定しています。下期の売上高は、製品市場別及びエリア別の動向や、営業活動及び新製品投入等の見通しを踏まえて見直した結果、8月1日に公表した前回予想から変更ありません。下期の利益は、売上原価の見直しに伴い営業利益を修正するものの、単体売上高の見直しに伴う為替差損の増加を見込むため、経常利益、純利益は前回予想から変更ありません。以上に、中間期見通しにおける前回予想からの修正分を加え、通期連結業績予想を修正いたします。 なお、連結業績予想の前提となる第3四半期以降の主要な為替レートは、1米ドル:138円、1ユーロ:150円とし、前回予想から変更ありません。

 当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の重要政策と位置付け、業績の成長に見合った成果の配分を、安定的かつ継続的に行っていくことを基本方針としております。内部留保金につきましては、今後の事業展開への備えと財務基盤の強化に充当し、刻々と変化する経営環境の中でも持続的に成長していくための原資としていく考えです。 当第2四半期末配当につきましては、中間連結業績が前回予想を上回り、中間利益として過去最高を更新する見通しであることを踏まえ、前回予想から2円50銭引き上げ、1株当たり17円50銭に修正いたします。※本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。

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