サンリオが急反発、25年3月期業績予想及び配当予想を上方修正
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サンリオ<8136.T>が急反発し年初来高値を更新している。1日の取引終了後、25年3月期の連結業績予想について、売上高を1306億円(前期比30.6%増)へ、営業利益を410億円(同52.1%増)へ、純利益を311億円(同76.9%増)へ上方修正し、あわせて配当予想を中間・期末各18円50銭の年37円から中間・期末各20円の年40円へ引き上げたことが好感されている。 上期において、国内の店舗・テーマパークで国内客及び外国人観光客が大幅に増加し、売上高が計画を上回ったことに加えて、ライセンス事業で国内・海外ともに、引き続き複数キャラクター展開などの戦略的な施策が奏功し、特に北米や中国における業績が牽引する形でロイヤルティー売り上げが計画を上回ったことが要因としている。また、ライセンス事業の売上構成比の増加による収益性の向上や販管費が計画を下回ったことも寄与する。 同時に発表した第2四半期累計(4~9月)決算は、売上高628億700万円(前年同期比43.0%増)、営業利益235億9100万円(同77.3%増)、純利益190億7600万円(同81.6%増)だった。 出所:MINKABU PRESS