【今週読まれた記事】決算発表本格化、好悪材料が人気を独占

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コラム

 株探でその週によく読まれた記事を紹介する【今週読まれた記事】のコーナー、今週は10月26日から11月1日までの株探へのアクセス状況を元に人気の記事をご紹介します。

 10月27日に衆院選の投開票が行われ、自民党が大きく議席を減らし与党過半数割れとなりました。事前の見通しでは自民党が敗けた場合、ショック安となる恐れも指摘されていました。しかし、意外にも週明け28日の日経平均株価は前週末比691円高の大幅高。この結果には驚かされました。

 株探では毎週月曜日に配信している<相場観特集>で緊急インタビューを実施。三菱UFJアセットマネジメント チーフファンドマネジャーの石金淳氏は「今回は大敗したといっても第1党は維持している。加えて、政策がバラバラである野党同士が連立を組むシナリオは描きにくい」と、政権運営の混乱はさほど大きなものにならないと解説。アイザワ証券 投資顧問部 ファンドマネージャーの三井郁男氏は「衆院選の結果とは別に、米国景気が想定よりも強い状況にある」と、米景気の好調さが相場を左右していると分析しています。事実、31日に米国株市場が大きく売られると、翌11月1日の日本株市場も大幅安となりました。週末の日経平均終値は前週末比139円高の3万8053円で取引を終了しています。

 とりわけ来週5日には米大統領選が控えており、その行方に世界中が注目しています。現時点ではトランプ氏がやや有利との報道が多いですが、勝敗は蓋を開けるまでわかりません。大人気相場コラム「【杉村富生の短期相場観測】 ─狙い目はアクティビスト、AI関連など!」の杉村氏はトランプ氏が勝利した場合、政策から「インフレ→金利上昇→ドル高を誘発するのは避けられない」と指摘。円安メリット、好決算銘柄を買い候補として紹介して多くのアクセスを獲得、今週もアクセスランキングトップ10入りとなりました。
 相場コラムは今週も大人気。選挙前に売られた銘柄の買い戻し候補を複数挙げた「【北浜流一郎のズバリ株先見!】 ─ 選挙通過で再評価の機運高まる防衛、防災、警備関連!」もトップ10入り、そのほか以下のすべてが上位ランキング入りとなりました。どの記事もお見逃しなく。

  【植木靖男の相場展望】 ─次の上昇相場に備える局面か
  富田隆弥の【CHART CLUB】 「移動平均線割れで注意信号が点灯」

  【緊急インタビュー】与党過半割れでどうなる日本株 三菱UFJアセットマネジメント・石金淳氏 <相場観特集>
  【緊急インタビュー】与党過半割れでどうなる日本株 アイザワ証券・三井郁男氏 <相場観特集>


 3月期決算企業の上期決算を中心とした決算発表が本格化しています。今週は選挙・政局による買い控えの時期を抜け、中小型株を中心に好決算銘柄が拾われる場面も見られました。アクセスランキングも関連記事が上位を席巻しています。なかでも【明日の好悪材料】の人気が高く、1位から3位を独占した上にすべての記事がトップ10入りする快挙となりました。

  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月25日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月28日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月29日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月30日発表分)
  【明日の好悪材料】を開示情報でチェック! (10月31日発表分)

 「明日の好悪材料」は引け後の注目材料を一覧で読むことができ、決算と共に各社の発表した開示情報も併せてチェックすることができます。「サプライズ決算」は14日までの決算発表集中期間中、通常配信している【サプライズ決算】を16時40分に<速報>、18時に<続報>の2本を配信。なお、株探プレミアム会員向けに【サプライズ決算】を“超速報”として15時40分と16時10分に配信します。

※東京証券取引所の取引時間延長に伴い、11月5日から【サプライズ決算】の配信時間が変更になりました。詳しくは「【告知】東証の取引時間延長に伴う記事配信の変更について」をご覧ください。

  ★本日の【サプライズ決算】続報 (10月28日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (10月29日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (10月30日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (10月31日)
  ★本日の【サプライズ決算】続報 (11月01日)

 また、29日から、その日の決算発表で“増収増益”を達成した企業リストを毎日配信。大量の決算発表を一つひとつ確認するのは大変な作業ですが、このリストを活用すれば大いなる時短となります。

  高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 10月29日版
  高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 10月30日版
  高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 10月31日版
  高成長企業を追う! 7-9月期【増収増益】リスト <成長株特集> 11月1日版

 <成長株特集>では、株探プレミアム会員向けに提供している「業績修正履歴」をもとに、今週に上方修正する可能性がある銘柄を予想した「今週の上方修正【大予想】 35社選出 <成長株特集>」が多くの方に読まれランキング5位に。また、先週配信した「発表迫る、好業績&低PBRの25年3月期【上方修正】期待リスト〔第2弾〕 <成長株特集>」が2週連続のランクインとなりました。

 <割安株特集>は「【高配当利回り銘柄】ベスト30 <割安株特集> 10月30日版」が上位入りしたほか、「10万円以下で買える」シリーズも定番人気となりました。

  10万円以下で買える、増収増益&低PER 36社【プライム】編 <割安株特集>
  10万円以下で買える、増収増益&低PER 34社【スタンダード】編 <割安株特集>


 投資テーマ関連では、上値での戻り売り圧力に乏しい中小型株にスポットを当て、業績が好実態な6銘柄を厳選して紹介した「政局動乱でも買える! 株価3ケタ台の『好業績・赤札銘柄』特出6選 <株探トップ特集>」がランキング4位を獲得。そのほか以下の記事が上位ランキング入りしています。

  「iPS細胞」で開かれる医療の未来、動き出した有望株を追え <株探トップ特集>
  21世紀の産業革命、新サービスで成長ロード爆走する「生成AI関連」 <株探トップ特集>
  次世代漁業の切り札、参入企業相次ぐ「陸上養殖」関連に迫る株高の波 <株探トップ特集>


 今週の株探プレミアムコラムは2記事を配信。1記事目は成長企業の歴史を株価と共に振り返る『Buy&Hold STORIES』、アマゾン・ドット・コム編の新作「世代交代! AWSの立役者、Aジャシーが新CEOに就任 アマゾン・ドット・コム⑧」。不世出の経営者“ジェフ・ベゾズ”から経営のバトンを譲り受けた“AWSの生みの親”ことアンディ・ジャシー。第8回では、長年ベゾズの右腕として辣腕を振るっていたジャシーが目指す新しいアマゾンの形と「AWS・プライム・マーケットプレイス」に続く“第4の柱”の可能性に迫ります。

 2記事目は田中彰一氏(日本経済新聞社コンテンツプロデューサー兼日経CNBC解説委員)の著書「50代から輝く!『幸福寿命』を延ばすマネーの新常識」を株探ユーザー向けに加筆修正した「日経CNBC×株探 コラボ第3弾 『幸福寿命』を延ばす資産形成アカデミー」の第7回、「決算資料を読み解け―東京メトロ、OLCで学ぶ財務・会計の基礎―」。今回は投資初心者の壁になりやすい“財務・会計分野”から、決算読解力の底上げをテーマに損益計算書の読み解き方を丁寧にレッスン。10月23日に上場したばかりの東京地下鉄 <9023> やOLC <4661> など注目度が高い銘柄を例に、実際の損益計算書を解説しながら優良株を発掘する基本ステップを紹介していきます。

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