あじかん、今期経常を18%上方修正、配当も5円増額

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決算

 あじかん <2907> [東証S] が11月1日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の17億円→20億円(前期は22.6億円)に17.6%上方修正し、減益率が25.0%減→11.7%減に縮小する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の11億円→13.3億円(前年同期は9.6億円)に20.9%上方修正し、増益率が13.9%増→37.7%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の25円→30円(前期は25円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期第2四半期(中間期)における売上高は、前回予想を若干上回る状況で推移しております。 利益面につきましては、売上高の拡大効果に加え、主要原材料である鶏卵の価格が秋口より上昇傾向にあるものの、当中間連結会計期間においては想定を下回る状況で推移したことや、諸経費の抑制に努めたことなどにより、営業利益は前回予想を上回る見込みとなりました。 経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益につきましては、当中間連結会計期間末の為替相場が円高に振れたため、想定以上に為替予約の時価評価損を計上しましたが、為替予約の決済差益などもあり、前回予想を上回る見込みとなりました。 なお、通期の業績予想につきましても、冬場の原材料価格や為替、年金資産の時価評価など先行き不透明で流動的な要素も多くありますが、当中間連結会計期間までの状況を勘案し、当初予想を修正いたします。

  当社では、安定的に利益を創出し、持続的な成長拡大に向けた戦略投資や企業価値向上のための諸施策の展開に必要となる内部留保を確保するとともに、配当につきましては、自己資本配当率などを指標とし、経営成績を勘案した成果配分とすることを基本方針としております。 2025年3月期の期末配当金につきましては、1株当たり25円(普通配当25円)を予想しておりましたが、自己資本配当率の向上を視野に入れ、本日の業績予想修正による経営成績を勘案し、1株当たり30円(普通配当25円+特別配当5円)とさせていただく方針を、本日開催の取締役会において決議いたしました。 なお、本件は2025年6月開催予定の第61期定時株主総会に付議する予定です。(注)本資料における業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき当社で判断したものであり、実際の業績は予想数値と異なる可能性があります。

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