イチケン、今期経常を16%上方修正、配当も15円増額
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イチケン <1847> [東証S] が10月31日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の40億円(非連結)→46.5億円に16.3%上方修正した。 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の21.5億円(非連結)→30億円に39.5%上方修正した。 業績好調に伴い、今期の上期配当を従来計画の45円→50円に増額し、下期配当も従来計画の70円→80円に増額修正した。年間配当は130円(前期は110円)となる。 ※今期から連結決算に移行。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 (連結決算への移行について) 当社は、2024年5月27日付けで「片岡工業株式会社の株式の取得(子会社化)に関するお知らせ」を公表しておりますとおり、2024年7月1日付で片岡工業株式会社の発行済株式の全株式を取得し、子会社化いたしました。これに伴い、2025年3月期第2四半期(中間期)より連結決算へ移行いたします。(連結業績予想の概要) 2024年8月31日をみなし取得日として、片岡工業株式会社を連結子会社とし、中間連結決算日(2024年9月30日)においては、同社の貸借対照表のみを連結対象とするため、上記の第2四半期(中間期)連結業績予想には同社の業績は含まれておりません。 なお、通期には、みなし取得日以降の同社の業績を含んでおります。(業績予想修正の理由 )(1)第2四半期(中間期) 売上高につきましては、工事の進捗が予想を上回ったことや受注高の増加などにより、完成工事高が当初予想よりも増加したことから、前回予想を上回る見込みであります。 各利益につきましては、上記売上高の増加に加えて、高騰している資材価格や労務費の転嫁が進んだことによる工事採算性の改善により、完成工事総利益が当初予想よりも増加したことなどから、営業利益、経常利益及び中間純利益がそれぞれ前回予想を上回る見込みであります。(2)通期 通期の業績予想につきましては、第2四半期(中間期)までの業績動向を踏まえ、売上高、営業利益、経常利益及び当期純利益は、それぞれ前回予想を上回る見込みであります。 当社は、事業の成長・拡大及び財務基盤の安定化による企業価値の向上と、株主様への直接的な利益還元である配当の安定的な実施に重点を置き、利益配分につきましては、今後の成長・拡大に備えた内部留保の充実を考慮して決定することを株主還元の基本方針としております。 2025年3月期第2四半期末の1株当たり配当予想につきましては、今回の業績予想修正及び今後の動向等を総合的に勘案し、前回予想から5円の増配をいたします。 また、当社は2025年6月15日に創立95周年を迎えます。つきましては、株主の皆様に感謝の意を表するとともに、2025年3月期の期末配当において、1株当たり10円の記念配当を実施させていただく予定であります。 これにより、第2四半期末では50円、期末では80円、年間合計130円(うち記念配当10円)とする配当予想へ修正をいたします。(注)上記に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。