石原ケミ、今期経常を11%上方修正・最高益予想を上乗せ
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石原ケミカル <4462> [東証P] が10月31日後場(14:20)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比54.9%増の17.8億円に拡大し、従来予想の13.3億円を上回って着地。 併せて、通期の同利益を従来予想の27.9億円→31億円(前期は24.5億円)に11.1%上方修正し、増益率が13.6%増→26.2%増に拡大し、従来の3期ぶりの過去最高益予想をさらに上乗せした。 会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比0.8%増の13.1億円とほぼ横ばいの計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比26.3%増の9億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の13.1%→16.0%に上昇した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 2025年3月期第2四半期(中間期)につきましては、金属表面処理剤及び機器等セグメントにおいて、パソコン、スマートフォン向けの電子部品の需要が緩やかに回復し、生成AI向けなど一部の最先端半導体パッケージ向けが堅調に推移しました。この結果、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益が前回発表予想を上回る見通しとなりました。 また、2025年3月期通期の連結業績予想につきましては、2025年3月期第2四半期(中間期)実績値が業績予想を上回ったことに伴い、修正を行うことといたしました。(注)本資料に記載されている業績見通し等の将来に関する記述は、当社が現在入手している情報及び合理的であると判断する一定の前提に基づいており、その達成を当社として約束する趣旨のものではありません。また、実際の業績等は様々な要因により大きく異なる可能性があります。