明海グループ、上期経常は一転14%減益で下振れ着地
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明海グループ <9115> [東証S] が10月31日後場(13:00)に決算を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益は前年同期比13.7%減の20.7億円に減り、従来の33.0%増益予想から一転して減益で着地。 通期計画の80億円に対する進捗率は26.0%となり、5年平均の27.0%とほぼ同水準だった。 会社側が発表した上期実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の連結経常利益は前年同期比72.7%増の59.2億円に拡大する計算になる。 直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の連結経常利益は前年同期比18.2%減の3.3億円に減り、売上営業利益率は前年同期の19.2%→14.3%に低下した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当初想定為替レートを1US$=135円としていましたが、想定より円安で推移したこと等により売上高は増加しました。費用面では、為替円安の影響を受けたものの、船費の減少もあり、営業利益も予想を上回ることとなりました。一方、営業外損益については、前述1.の為替差損の計上があり、経常利益、親会社株式に帰属する中間純利益は予想を下回ることになりました。