30日の米株式市場の概況、NYダウ91ドル安 半導体株売られる

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 30日の米株式市場では、NYダウが前日比91.51ドル安の4万2141.54ドルと続落。決算発表を行ったアドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が急落し、半導体株に対する売りを促した。7~9月期の米国の実質国内総生産(GDP)速報値は年率換算で前期比2.8%増となり、米国経済は底堅いとの受け止めが広がった。一方、10月のADP全米雇用リポートは、非農業部門の雇用者数が前月比23万3000人増となり、市場予想を上回って着地。これを受けた米長期金利の上昇は株式相場には重荷となった。

 キャタピラー<CAT>やナイキ<NKE>、インテル<INTC>が軟調推移。イーライ・リリー<LLY>とチポトレ・メキシカン・グリル<CMG>が大幅安となった。半面、ビザ<V>が買われアメリカン・エキスプレス<AXP>がしっかり。ヒューマナ<HUM>とアッヴィ<ABBV>が株価水準を切り上げ、デル・テクノロジーズ<DELL>とレディット<RDDT>が急伸した。

 ナスダック総合株価指数は104.817ポイント安の1万8607.931と5日ぶり反落。エヌビディア<NVDA>やクアルコム<QCOM>、アプライド・マテリアルズ<AMAT>が下落。アップル<AAPL>が軟調に推移し、スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が急落した。一方、アルファベット<GOOG>とアマゾン・ドット・コム<AMZN>が上伸。スナップ<SNAP>が大幅高となった。

出所:MINKABU PRESS

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