CIJが後場急上昇、125万株を上限とする自社株買いを実施へ
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CIJ<4826.T>が後場急上昇している。午後2時ごろに上限を125万株(発行済み株数の2.16%)、または5億円とする自社株買いを実施すると発表しており、好材料視されている。取得期間は11月1日から来年2月25日までで、経営環境の変化に対応した機動的な資本政策の遂行及び資本効率の向上、並びに株主還元を図るためとしている。 同時に発表した第1四半期(7~9月)連結決算は、売上高65億5500万円(前年同期比5.6%増)、営業利益4億4700万円(同0.2%増)、純利益2億9900万円(同1.1%減)となった。製造分野、情報・通信分野の受注が堅調に推移。一方、人的投資の強化や一部案件で想定以上のコストが発生した影響などで、売上高の伸びほどには利益は伸びなかった。 なお、25年6月期通期業績予想は、売上高270億円(前期比4.9%増)、営業利益20億5000万円(同4.3%増)、純利益12億8000万円(同35.0%増)の従来見通しを据え置いている。 同時に、電力会社向けの電力系統制御システムや発電計画システムなどのソフトウェア開発を行うアドバンスソフト(名古屋市中区)の株式の80.0%を10月31日付で取得し、子会社化すると発表した。両社の技術者のスキルアップや顧客層の拡大を図るのが狙い。なお、25年6月期業績への影響は軽微としている。 出所:MINKABU PRESS