大和が軟調推移、低調な7~9月期WM部門と自社株買い見送りを嫌気◇

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 大和証券グループ本社<8601.T>が軟調推移。29日の取引終了後に発表した25年3月期第2四半期累計(4~9月)の連結決算は、営業収益が前年同期比21.0%増の6896億8800万円、経常利益が同43.8%増の1106億2700万円、最終利益が同45.4%増の777億8500万円だった。経常利益は連結決算開始以降で上期として過去最高。あおぞら銀行<8304.T>を持ち分法適用会社化したことに伴う「負ののれん」発生益が寄与した。9月30日を基準日とする中間配当については、28円(前期の中間配当は19円)としている。一方、ウェルスマネジメント(WM)部門の7~9月期の経常利益は4~6月期比で2ケタの減益となったほか、決算とともに発表されると期待されていた自社株買いの開示がなく、業況と株主還元の双方で物足りなさが意識されたようだ。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS

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