タカラトミー、上期経常を34%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も8円増額

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決算

 タカラトミー <7867> [東証P] が10月29日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の87億円→117億円(前年同期は73.6億円)に34.5%上方修正し、増益率が18.2%増→58.9%増に拡大し、従来の2期連続での上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の195億円→225億円(前期は178億円)に15.4%上方修正し、増益率が9.5%増→26.4%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の24円→28円に増額し、下期配当も従来計画の24円→28円に増額修正した。年間配当は56円(前期は50円)となる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 第2四半期(累計)連結業績予想の修正理由 当第2四半期(累計)会計期間における業績は、タカラトミーにおいて、「トミカ」をはじめとした定番ブランドが好調に推移し、昨年7月に日本およびアジアで展開を開始した「BEYBLADE X」が第1四半期より欧米向け輸出をスタートするなど販売が拡大しました。また、タカラトミーアーツの「ぬいぐるみ」「ガチャ」の販売が伸長するとともに、キデイランドでは、原宿店・梅田店をはじめとした旗艦店やキャラクター専門店、催事展開が好評を博すなど日本セグメントの好調が継続しました。さらに、アジアセグメントにおいても「トミカ」をはじめとした販売が堅調に推移したこともあり、売上高は前回発表予想を上回る見込みとなりました。なお、利益面については、売上高の増加に伴う売上総利益の伸長等により、いずれも前回発表予想を上回り、第2四半期(累計)会計期間としては売上高、各段階利益ともに過去最高となる見込みです。通期連結業績予想の修正理由 第3四半期以降におきましては、最大商戦期である年末年始商戦の動向等を精査する必要があるため、第2四半期(累計)連結業績予想の上方修正分のみを織り込んでいます。したがって売上高、利益面ともに前回発表予想を上回る見込みです。

  上記連結業績予想の修正に記載のとおり、第2四半期(累計)会計期間において前回発表予想に対し20億円増益となる80億円の親会社株主に帰属する中間純利益を計上する見込みとなりました。増益にともない、2024年5月14日に公表しました新しい株主還元方針のもと、2025年3月期の第2四半期末配当予想および期末配当予想をそれぞれ前回発表予想の1株当たり24円より4円増配の28円に修正することとしました。これにより1株当たりの年間配当金は56円となります。【業績等の予想に関する注意事項】 この資料に記載されております業績等の予想数値につきましては、現時点で得られた情報に基づいて算定しており、多分に不確実な要素を含んでいます。実際の業績は、今後の様々な要因により予想数値と異なる場合があります。

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