米外為市場サマリー:米金利上昇や米株高を受け一時153円30銭台に上伸
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28日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=153円29銭前後と前週末に比べて1円00銭弱のドル高・円安で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=165円73銭前後と同1円30銭程度のユーロ高・円安だった。 日本の政治情勢を巡る不透明感が引き続き円の重荷となった。ドル円相場は東京市場で一時153円88銭近辺と約3カ月ぶりのドル高・円安水準をつけた反動で152円41銭まで押される場面もあったが、米長期金利が上昇基調を強めると日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りが流入。NYダウが6営業日ぶりに反発するなど米主要株価指数が上昇したこともドルの支援材料となり、一時153円37銭まで上伸した。一方、持ち高調整の動きなどからユーロ買いが目立った。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0812ドル前後と前週末に比べて0.0015ドル程度のユーロ高・ドル安だった。 出所:MINKABU PRESS