木徳神糧、今期経常を33%上方修正、配当も40円増額

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決算

 木徳神糧 <2700> [東証S] が10月24日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年12月期の連結経常利益を従来予想の15億円→20億円(前期は21.5億円)に33.3%上方修正し、減益率が30.3%減→7.1%減に縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した7-12月期(下期)の連結経常利益も従来予想の3.2億円→8.2億円(前年同期は7.2億円)に2.5倍増額し、一転して14.5%増益計算になる。

 業績好調に伴い、今期の年間配当を従来計画の60円→100円(前期は80円)に大幅増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  主力の米穀事業において令和5年産米の需給バランスが大きく崩れているなか、家庭用向けの強い需要に対応すべく、令和6年産新米調達の前倒しを実施しながら主食の安定供給に全力を注いだこと、加えて鶏卵事業を営む連結子会社であるキトクフーズ株式会社を2024年1月1日に吸収合併し、米穀事業や飼料事業との連携を強化したことが新たなお客様の開拓と既存顧客との取引拡大に繋がり、想定を上回る成果が得られたこと、また食品事業におけるコンビニスイーツの原料としての穀粉販売が好調に推移したこと等から、連結営業利益は1,900百万円、連結経常利益は2,000百万円、親会社株主に帰属する当期純利益は1,300百万円と、前回発表予想を上回る見込みです。

  当社は、株主の皆様に対する利益還元を重要課題の一つとして考え、安定配当の継続と内部留保の充実を総合的に勘案し配当金額を決定しております。 当期の業績を踏まえ、2024年8月6日付の2024年12月期第2四半期決算発表時に開示した2024年12 月期通期(2024年1月1日~2024年12月31日)の配当予想を修正し、期末配当金について1株当たり30円の期末配当に40円の特別配当を加え合計70円とし、通期合計で1株当たり100円の配当とさせていただきます。なお、本件につきましては、2025年3月に開催予定の第77回定時株主総会に付議する予定であります。(注)本業績予想は、現時点で入手可能な情報に基づき当社が判断したものであり、様々な要因の変化により実際の業績とは大きく異なる場合があります。さらに業績に影響が生じる場合は、判明次第お知らせいたします。

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