「鉄道関連」が16位にランク、東京メトロは上場「好発進」で活況続く<注目テーマ>
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★人気テーマ・ベスト10 1 人工知能 2 監視カメラ 3 半導体 4 生成AI 5 JPX日経400 6 防犯 7 防衛 8 2024年のIPO 9 TOPIXコア30 10 円安メリット みんかぶと株探が集計する「人気テーマランキング」で、「鉄道関連」が16位となっている。 東京地下鉄<9023.T>(東京メトロ)が23日、東証プライム市場に新規上場した。取引開始直後に大量の買い注文が集まって気配値を切り上げ、公開価格1200円を430円(35.8%)上回る初値1630円を形成。その後、一時1768円まで水準を切り上げた。ソフトバンク<9434.T>以来の大型上場となる東京メトロは、プライム市場の売買代金でトップに躍り出るなど鮮烈なデビューを飾り、時価総額は1兆円を上回った。 東京メトロの上場初日の時価総額は、鉄道株では東急<9005.T>や西武ホールディングス<9024.T>、阪急阪神ホールディングス<9042.T>に続く水準となる。機関投資家にとっても無視することができない規模の銘柄となるため、個人投資家にとどまらず、幅広い投資家層の参戦による売買の回転が効いた状態がしばらくは続きそうだ。鉄道セクター全般に、堅調なインバウンド需要がホテルや観光施設などを含めて業績を下支えするとの見方は多く、東京メトロの上場を機に、存在感を一段と高めることも期待される。 24日の東京株式市場で日経平均株価は寄り付き後に下げ幅が300円を超す場面があったが、米ラム・リサーチ<LRCX>の好決算を受けて半導体製造装置株に買い戻しが入り、自律反発狙いの動きも手伝ってプラスに転じた。もっとも、衆院選の結果を巡る不透明感が重荷となり、上値を追う姿勢は今のところ限られている。こうしたなか上場2日目の東京メトロについては、売買代金は引き続き上位に入っているが、朝高後は利益確定売りに押される展開となっている。鉄道関連では京成電鉄<9009.T>や東武鉄道<9001.T>、小田急電鉄<9007.T>が軟調に推移する一方で、JR東日本<9020.T>は朝安後にプラス圏に浮上する場面があった。 出所:MINKABU PRESS