エヌエフHD、上期最終を2.8倍上方修正
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エヌエフホールディングス <6864> [東証S] が10月24日午前(10:30)に業績修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結最終利益を従来予想の1.1億円→3億円(前年同期は3.1億円)に2.8倍上方修正し、減益率が64.9%減→2.6%減に縮小する見通しとなった。 なお、通期の最終利益は従来予想の3.6億円(前期は3.2億円)を据え置いた。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 売上高は、計測制御デバイス関連分野や、電源パワー制御関連分野の産業用カスタム電源システム等で堅調に推移しましたが、環境エネルギー分野での家庭用蓄電システム商品が低調に推移したため、前回予想を下回る見通しとなりました。 一方、損益面につきましては、生産性向上や事業再構成などによる利益率向上に努め、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益のいずれにおいても、前回予想を上回る見通しとなりました。特に、親会社株主に帰属する中間純利益は、既に公表済の蓄電システム事業構造改革費用による特別損失よりも投資有価証券売却による特別利益が大きく推移したことと、連結子会社における当該特別損失の計上に起因して非支配株主に帰属する中間純損失が発生したことにより、前回予想を大幅に上回る見通しとなりました。 以上の理由から、2025年3月期中間期に関する前回発表の連結業績予想を修正いたします。 なお、2025年3月期通期の連結業績予想値は、市場環境に不透明な部分があること等から、2024年5月14日に公表した予想値から修正せず不変としております。今後状況を精査した上で、修正が必要であれば速やかに公表いたします。(注)当業績予想は、現時点において入手可能な情報に基づき判断した見通しであり、実際の業績はさまざまな要因によって予想値と異なる場合があります。