三重交HD、上期経常を25%上方修正・最高益予想を上乗せ、通期も増額、配当も2円増額

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決算

 三重交通グループホールディングス <3232> [東証P] が10月23日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の42億円→52.4億円(前年同期は36.1億円)に24.8%上方修正し、増益率が16.1%増→44.9%増に拡大し、従来の5期ぶりの上期の過去最高益予想をさらに上乗せした。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の72億円→75億円(前期は75.3億円)に4.2%上方修正し、減益率が4.5%減→0.5%減に縮小する見通しとなった。

 同時に、今期の年間配当を従来計画の12円→14円(前期は12円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 令和7年3月期中間期連結業績予想につきましては、営業収益は概ね前回予想並みとなる見込みですが、営業費用は前回予想に比べ減少していることなどにより営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する中間純利益においては前回予想を上回る見込みとなりました。また、令和7年3月期通期の連結業績予想につきましては、営業収益は不動産セグメントにおいて一部物件の引渡が翌期にずれることなどによりやや減収となる見込みです。その一方で営業費用は上期に予定していた修繕費等の期ずれや物価高騰の影響など下期における増加要因がありますものの、中間期までの業績状況を勘案しました結果、営業利益、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、前回予想と比較し増益となる見込みです。

 当社は、株主に対する利益の還元を経営上の重要な施策の一つと位置づけており、配当については、長期にわたり安定した経営基盤の構築に努め、業績の推移及び将来のための内部留保等を勘案しつつ、安定的に配当することを基本方針としております。当期の配当金予想につきましては、上記方針及び今回の連結業績予想等を総合的に勘案し、令和6年5月9日に公表しました前回予想から期末配当金を2円増配し1株当たり8円に修正いたします。これにより予想する年間の配当金は1株当たり14円となります。

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