バンナムHD、今期経常を37%上方修正・3期ぶり最高益更新へ

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決算

 バンダイナムコホールディングス <7832> [東証P] が10月23日大引け後(15:00)に業績修正を発表。25年3月期の連結経常利益を従来予想の1190億円→1630億円(前期は1041億円)に37.0%上方修正し、増益率が14.2%増→56.5%増に拡大し、3期ぶりに過去最高益を更新する見通しとなった。
 同時に、4-9月期(上期)の連結経常利益も従来予想の880億円→1140億円(前年同期は739億円)に29.5%上方修正し、増益率が19.0%増→54.2%増に拡大し、2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  2025年3月期第2四半期(中間期)連結業績につきましては、デジタル事業およびトイホビー事業の業績が、利益率の高い商品・サービスのヒット等により大きく伸長する見込みのほか、IPプロデュース事業とアミューズメント事業も好調に推移し、全ての事業が前年同期比で増収増益となる見込みです。 デジタル事業では、家庭用ゲームにおいて「ELDEN RING」の大型ダウンロードコンテンツ「ELDEN RING SHADOW OF THE ERDTREE」のワールドワイド市場でのヒットに加え、「ELDEN RING」のリピート販売が好調に推移しました。ネットワークコンテンツにおいては、主要アプリタイトルに加え、新作アプリタイトル「学園アイドルマスター」が好調なスタートを切りました。トイホビー事業では、プラモデルなどのハイターゲット(大人)層向け商品やトレーディングカードゲームなどのカード商材、カプセルトイや菓子などの商品が国内外で人気となりました。また、IPプロデュース事業では、劇場作品「機動戦士ガンダムSEED FREEDOM」の興行収入の計上に加え、IP作品のグローバル展開や配信が好調に推移したほか、アミューズメント事業では、グループの商品・サービスと連携したバンダイナムコならではの施設やアクティビティ施設が人気となりました。 この結果、当第2四半期(中間期)連結業績予想数値は、売上高、営業利益、経常利益、親会社株主に帰属する中間純利益が2024年8月8日に公表いたしました予想数値を大きく上回る見込みです。 2025年3月期通期連結業績予想数値につきましては、第2四半期(中間期)連結業績が予想に対し大きく伸長したこと、足元の市場環境や商品・サービスの販売動向、第3四半期連結会計期間以降の各事業における商品・サービスの販売計画等を踏まえ、2024年5月9日に公表した売上高と営業利益の予想数値を修正いたします。これに伴い、経常利益、親会社株主に帰属する当期純利益の予想数値についても、表のとおり修正いたします。今後も当社グループでは、IP軸戦略を核に地域や事業を横断・連携しALL BANDAI NAMCOで一体となった取り組みを強化してまいります。 なお、本資料に掲載の数値につきましては2024年10月23日時点のものであり変更の可能性があります。詳細につきましては、2024年11月6日に開示予定の2025年3月期第2四半期(中間期)決算短信にて開示を予定しております。

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