トヨタが急動意でもみ合い離脱、1ドル151円台突入の円安受け大口買い流入
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トヨタ自動車<7203.T>に大口の買いが流入。商いを膨らませ2000円台半ばのもみ合いから離脱する動きを鮮明とし、マーケットの視線を集めている。ここ米国で金利上昇が際立つ状況にあり、直近の米10年債利回りは4.2%台まで上昇、これを背景に外国為替市場ではドル買い・円売りの動きが一段と加速している。足もとで1ドル=151円台前半まで円安が進行、自動車株をはじめとする輸出セクターには追い風が強い。とりわけ同社は為替感応度が高く、対ドル1円の円安で営業利益が約500億円上乗せされると試算されている。同社の25年3月期の通期想定為替レートは1ドル=145円で実勢よりも6円以上円高に設定されており、為替メリットへの期待が買いを誘導している。 出所:MINKABU PRESS