エンチョー、上期経常を一転赤字に下方修正、通期も減額、配当も7.5円減額

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決算

 エンチョー <8208> [東証S] が10月22日大引け後(16:00)に業績・配当修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常損益を従来予想の7500万円の黒字→3200万円の赤字(前年同期は4500万円の赤字)に下方修正し、一転して赤字見通しとなった。
 上期業績の悪化に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の1億7000万円→6000万円(前期は5300万円)に64.7%下方修正し、増益率が3.2倍→13.2%増に縮小する見通しとなった。

 同時に、今期の上期配当を従来計画の10円→2.5円(前年同期は無配)に大幅減額し、年間配当は12.5円になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 1. 第2四半期(中間期)連結累計期間 2025年3月期第2四半期(中間期)連結累計期間について、原材料価格の高騰に起因する販売価格の上昇が個人消費の停滞に大きく影響しており、売上高は前回予想数値を下回ることとなりました。利益につきましては、物流費、光熱費、人件費等の店舗運営コストの上昇が見込まれる中、コストの節減に注力し、各経費は概ね想定を下回って推移しましたが、売上高の減少を補うまでには至らず、前回予想数値を下回る見込みとなりました。2. 通期連結 通期におきましては、下半期は想定通り推移するものと見込んでおりますが、当第2四半期(中間期)の業績を織り込み、前回予想数値を修正するものであります。

  当社は、配当の継続を重視しており、会社の経営成績及び財政状態並びに今後の見通し等を総合的に勘案しながら、積極的な利益還元を行うことを基本方針としております。 しかしながら、上記の通り、2025年3月期の第2四半期(中間期)連結業績予想及び通期連結業績予想を下方修正致しました。これに伴い、誠に遺憾ではございますが、1株当たりの中間配当金額を直近の予想から1株当たり2円50銭に修正致します。 株主の皆様におかれましては、何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます。

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