本日注目すべき【好決算】銘柄 南陽、ケア２１、コーテクＨＤ (21日大引け後 発表分)

　10月21日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。

　南陽 <7417> [東証Ｓ]　　★上期経常を35％上方修正、通期も増額、配当も9円増額
　◆25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11億円→14.9億円に35.5％上方修正。建設機械事業のレンタル部門や産業機器事業における製造子会社の業績が好調に推移したことなどを反映した。
　　上期業績の好調に伴い、通期の同利益も従来予想の26億円→27億円に3.8％上方修正。減益率が14.4％減→11.1％減に縮小する見通しとなった。
　　併せて、年間配当を従来計画の40円→49円(前期は1→2の株式分割前で101円)に増額修正した。

　ケア２１ <2373> [東証Ｓ]　　★今期最終を一転黒字に上方修正
　◆24年10月期の連結最終損益を従来予想の3億5000万円の赤字→5000万円の黒字(前期は600万円の黒字)に上方修正し、一転して黒字に浮上し、8.3倍増益見通しとなった。投資有価証券売却益4億2800万円が発生することが上振れの要因。

　コーテクＨＤ <3635> [東証Ｐ]　　★上期経常を54％上方修正
　◆25年3月期上期(4-9月)の連結経常利益を従来予想の130億円→200億円に53.8％上方修正。減益率が44.0％減→13.8％減に縮小する見通しとなった。パッケージゲームのリピート販売やスマートフォンゲームの収益が増加したことが寄与。費用の減少に加え、営業外収支が計画を上回ったことも利益を押し上げた。

株探ニュース