南陽、上期経常を一転9%増益に上方修正・2期ぶり最高益、通期も増額、配当も9円増額

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決算

 南陽 <7417> [東証S] が10月21日大引け後(15:30)に業績・配当修正を発表。25年3月期第2四半期累計(4-9月)の連結経常利益を従来予想の11億円→14.9億円(前年同期は13.6億円)に35.5%上方修正し、一転して9.2%増益を見込み、一気に2期ぶりに上期の過去最高益を更新する見通しとなった。
 上期業績の好調に伴い、通期の連結経常利益も従来予想の26億円→27億円(前期は30.3億円)に3.8%上方修正し、減益率が14.4%減→11.1%減に縮小する見通しとなった。

 同時に、今期の年間配当を従来計画の40円→49円(前期は1→2の株式分割前で101円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当中間会計期間の業績(連結・個別)につきましては、建設機械事業のレンタル部門において、事業を展開する一部の地域で民需が好調に推移したことにより、レンタル機械の稼働率が向上いたしました。さらに、産業機器事業においては、製造子会社の業績が好調に推移したこと等により、前回発表予想を上回る見通しとなりました。 通期の業績(連結・個別)につきましては、引き続き資源・原材料価格の高騰や世界経済の減速等の影響が懸念されるほか、自動車の認証不正問題により車輌の納入時期がずれ込むことが予想されるため、連結・個別の売上高及び個別の利益は据え置きとしておりますが、連結の利益につきましては、中間連結会計期間において製造子会社の業績が向上したことにより、前回発表予想を上回る見通しであります。 (注)上記の業績予想につきましては、現時点で入手可能な情報に基づき作成したものであります。実際の業績につきましては、今後、様々な状況によって予想数値と異なる可能性があります。

  当社は、株主の皆様への利益還元の更なる充実をはかるため、配当性向を5ポイント引き上げ、連結純利益の35%程度とすることといたしました。 業績予想の修正及び配当方針の変更に伴い、2025年3月期の期末配当金は前回予想の30円から9円増配し、39円に修正いたします。これにより、2025年3月期の年間配当金は、中間配当金10円と合わせて49円となります。

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