前週末18日に「売られた株!」総ザライ ―本日への影響は?―
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■霞ヶ関C <3498> 14,940円 (-1,160円、-7.2%) 東証プライムの下落率2位。霞ヶ関キャピタル <3498> [東証P]が10日続急落。17日取引終了後、2029年満期ユーロ円建て転換社債型新株予約権付社債(CB)を発行し、約220億円(手取り金)を調達すると発表した。開発用地や物件の取得のための資金に充てる。これを受け、将来的な株式価値の希薄化を懸念した売りが出た。 ■アドヴァンG <7463> 870円 (-52円、-5.6%) アドヴァングループ <7463> [東証S]が4日ぶり急反落。17日取引終了後に発表した4-9月期連結決算は売上高が前年同期比17.9%減の86億2200万円、純利益が同91.2%減の5億4300万円となった。一部の大型案件の工期が下期以降にずれ込んだ。また、円高の進行を受けて為替予約評価益が減少し、洗い替え処理に伴う費用を計上した。これが嫌気された。 ■ビックカメラ <3048> 1,743円 (-19円、-1.1%) ビックカメラ <3048> [東証P]が4日ぶり反落。18日午前9時35分に新たな中期経営計画を発表し、29年8月期に売上高1兆1000億円(24年8月期9225億7200万円)、営業利益400億円(同243億8800万円)を目指すとした。ただ、11日発表の決算を受けて株価は上昇し18日朝には年初来高値を更新していたことや、決算発表時に18日に中計を発表するとしていたことから、目先の材料出尽くしとの見方が広がったようだ。 ※18日の下落率が大きかった銘柄を株価変動要因となった材料とともに抜粋 株探ニュース