10万円以下で買える、大幅増益&低PBR 28社【プライム】編 <割安株特集>

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コラム

 少額資金で投資できる銘柄に対する個人投資家の関心は高い。SBI証券と楽天証券のネット証券大手2社が株式の売買手数料無料化を打ち出すなど、投資家は手数料を気にせずに売買することが可能となっている。最低投資金額(株価×売買単位)が低位の銘柄は、同じ予算でも高株価の銘柄に比べ株数を多く購入できるほか、買い付けや売却の時期を分散できるなどのメリットがある。ただ、業績低迷が続いている企業も数多くあることには注意が必要だ。

 東証プライム上場企業では302銘柄が最低投資金額10万円以下で購入できる。今回は今期の経常利益が前期比30%以上の大幅増益を見込み、割安を見分ける基準となるPBR(株価純資産倍率)が1倍未満の銘柄に注目してみた。

 下表は東証プライム上場銘柄を対象に、(1)最低投資金額が10万円以下、(2)今期経常利益が前期比30%以上増益、(3)PBRが1倍未満――を条件に投資妙味が高まる28社を選び出し、最低投資金額の低い順に記した。(※最低投資金額、PBRは18日現在)

 なお、20日(日)16時00分に「10万円以下で買える、大幅増益&低PBR【スタンダード】編」を配信する予定です。ご期待下さい。

          最低投資  ┌ 経常利益┐    
コード 銘柄       金額  増益率  今期   PBR
<8338> 筑波銀     23400   78.4  4400  0.21
<8550> 栃木銀     27100   39.3  5900  0.19
<5563> 新日本電工   29500   103  5000  0.57
<4392> FIG     30300   52.7  1092  0.94
<6262> ペガサス    47300   234  1710  0.37

<8095> アステナHD  53000   46.7  2000  0.73
<6742> 京三      56200   84.1  6000  0.75
<5852> アーレスティ  57000   36.0  3500  0.26
<9405> 朝日放送HD  62300   218  2300  0.36
<6464> ツバキナカ   69100   4900  5650  0.42

<7955> クリナップ   70300   49.3  2700  0.45
<6118> アイダ     77300   61.3  5800  0.56
<6167> 冨士ダイス   78500   30.4  1150  0.77
<7186> コンコルディ  79610   41.6 109000  0.73
<4433> ヒトコムHD  81500   30.2  2000  0.84

<9474> ゼンリン    84300   79.6  3700  0.90
<6140> 旭ダイヤ    85300   45.3  3500  0.70
<7962> キングジム   85500   438   700  0.99
<4548> 生化学     86500   169  4550  0.63
<7347> マーキュリア  89700   97.4  3000  0.97

<6445> ジャノメ    90300   36.1  2400  0.47
<7820> ニホンフラ   90300   33.6  2550  0.64
<3863> 日本紙     92200   30.6  19000  0.22
<1860> 戸田建     93410   39.3  35500  0.80
<2389> デジタルHD  97800   318  1580  0.54

<3105> 日清紡HD   98000   64.7  26000  0.57
<3101> 東洋紡     98600   65.2  11500  0.44
<8344> 山形銀     99600   30.2  4900  0.23

※単位は最低投資金額が円、増益率が%、経常利益が百万円、PBRが倍。
※通期予想が最終赤字、今期無配の銘柄は除いた。

株探ニュース

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