外為サマリー:150円を挟み一進一退、節目突破後は利益確定目的のドル売りが上値圧迫

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為替

 18日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=150円05銭前後と前日午後5時時点に比べ29銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=162円48銭前後と同5銭強のユーロ安・円高で推移している。

 17日のニューヨーク外国為替市場では、9月の米小売売上高が市場予想を上回ったことなどを背景に、米国経済の底堅さが意識された。米連邦準備制度理事会(FRB)による利下げペースが鈍化するとの見方が広がるなか、ドル円相場は1ドル=150円の大台に乗せて上伸。一時150円30銭台と、8月上旬以来の高値圏に浮上した。

 東京時間に入ると利益確定目的のドル売り・円買いが優勢の展開となっており、ドル円相場は伸び悩んで150円ちょうど近辺で一進一退の動きとなっている。欧州中央銀行(ECB)の理事会では市場のコンセンサス通り0.25%の利下げが決定された。イベント通貨後のユーロへの買い戻し圧力は限られており、対円でユーロは小幅に下落している。

 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0829ドル前後と同0.0024ドル程度のユーロ安・ドル高で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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