トヨタなど自動車株が買われる、1ドル=150円台の円安進行が追い風材料に◇
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トヨタ自動車<7203.T>、ホンダ<7267.T>、日産自動車<7201.T>など自動車株が総じて強調展開をみせている。堅調な米経済指標を背景に米長期金利が上昇傾向にあり、外国為替市場ではドル買い・円売りの動きを誘発、フシ目の1ドル=150円台ラインを突破する円安に振れており、これが輸出セクターの中でも特に為替感応度の高い自動車株への買いを誘導している。トヨタの25年3月期通期想定為替レートは1ドル=145円で実勢よりも5円も円高で設定されている。トヨタは1円の円安で営業利益を約500億円押し上げる効果があると試算されており、足もとの円安は株価の刺激材料としてもインパクトがある。 (注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。 出所:MINKABU PRESS