外為サマリー:149円20銭前後で推移、米長期金利低下で上値重い
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16日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円26銭前後と前日午後5時時点に比べ3銭程度のドル高・円安。ユーロは1ユーロ=162円48銭前後と同10銭強のユーロ安・円高で推移している。 ドル円は、午前9時過ぎに149円03銭近辺まで軟化する場面があったが、その後は149円20銭台を上値とする狭いレンジでの一進一退となっている。前日のニューヨーク市場では、一時149円50銭台までドルは上昇したが、その後は軟調な値動きとなった。米9月ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想を下回り米長期金利が低下した。また、前日の米株式市場の下落を受けて、きょうの日経平均株価が一時800円を超える下落となったこともリスク選好姿勢の後退でドル売り・円買い要因に働いている。 ユーロは対ドルでは1ユーロ=1.0885ドル前後と同0.0010ドル強のユーロ安・ドル高で推移している。 出所:MINKABU PRESS