ハイブリッド、前期最終を一転67%減益に下方修正

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決算

 ハイブリッドテクノロジーズ <4260> [東証G] が10月15日大引け後(15:00)に業績修正(国際会計基準=IFRS)を発表。24年9月期の連結最終利益を従来予想の2億1300万円→5300万円(前の期は1億6000万円)に75.1%下方修正し、一転して66.9%減益見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した4-9月期(下期)の連結最終損益も従来予想の1億0800万円の黒字→5200万円の赤字(前年同期は9900万円の黒字)に減額し、一転して赤字計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
 売上収益面においては、ダナン拠点が管理していた既存案件の一部撤退や縮小によって、前回発表予想の売上収益に対し約379百万円の減少要因となりました。利益面においては、売上収益の減少に伴う売上総利益の減少(第3四半期連結累計期間の売上総利益率実績32%で試算した場合、売上総利益に対して約121百万円の減少影響)に加えて、ダナン拠点が管理していた開発内容の課題等を解消するために要する追加工数の発生や、待機人材の増加により、売上総利益に対し約65百万円の減少影響が発生しました。また、「2.ダナン拠点の閉鎖に伴う減損損失及び事業構造改善関連費用の計上」に記載の通り、減損損失7百万円、及び事業構造改善関連費用27百万円を計上したことにより、営業利益に対し34百万円の減少影響が発生しました。さらに、2024年9月期には前回発表予想に織り込まれていなかったWur株式会社、ドコドア株式会社の2社の株式取得(子会社化)を実施いたしました。同2社を2024年9月期の連結業績に取り込んだことにより、売上収益、営業利益が増加する一方で、買収関連費用55百万円を計上したことで、営業利益以下の各段階利益は一時的に低下いたしました。以上の結果、通期の売上収益は3,139百万円(前期比8.0%増)、営業利益は100百万円(前期比61.0%減)、税引前利益は85百万円(前期比55.1%減)、当期利益は53百万円(前期比66.9%減)と予想いたしました。前回発表予想に対する増減率は、売上収益5.1%減、営業利益69.7%減、税引前利益67.9%減、当期利益75.1%減となりました。

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