TSIHDが急伸し2008年以来の高値圏、上限4.68%の自社株買いを材料視

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 TSIホールディングス<3608.T>が急伸し、2008年以来の高値圏に浮上した。前週末11日の取引終了後、取得総数340万株(自己株式を除く発行済み株式総数の4.68%)、取得総額30億円を上限とする自社株買いを実施すると発表。これを材料視した買いが入り、ショートカバーを誘ったようだ。取得期間は10月15日から2025年3月31日までで、取得した株式は同年4月30日に全数を消却する予定。同時に25年2月期第2四半期累計(3~8月)の連結決算も発表した。売上高は前年同期比2.7%増の752億3000万円、経常損益は1億6700万円の赤字(前年同期は16億800万円の黒字)、最終損益は7億9100万円の赤字(同14億7200万円の黒字)となった。海外子会社での追加費用の計上を背景に経常損益の赤字額は想定よりも膨らんだものの、繰延税金資産の取り崩しが見直された結果、最終損益の赤字額は計画に対し縮小した。加えて、TSIHDは米国のアパレルメーカーで軍用ジャケットなどを手掛けるアルファ・インダストリーズと、日本における独占販売代理店契約を締結したとも発表している。

出所:MINKABU PRESS

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