反落、イスラエルの反撃見送り報道が重し=NY原油概況
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NY原油先物11月限(WTI)(終値) 1バレル=75.58(-0.29 -0.38%) ニューヨーク原油の期近は反落。イランに対する報復攻撃について、現地時間10日夜のイスラエル内閣の協議がまとまらず、最終的な決定がまだなされていないと伝わったことが重し。イスラエル・ハヨム紙によると、ガラント国防相はイラン攻撃に積極的である一方、人質の解放なしに任務に就くことを拒否すると兵士130名が表明したことを受けて運輸大臣がガラント国防相を批判した。イランに奇襲を警戒させつつ、イスラエルが長期間にわたって反撃を見送るとの観測もある。 時間外取引で11月限は74.53ドルまで軟化。通常取引開始後は一時的にプラス転換し76.04ドルまで強含んだが、買いは続かずマイナス圏に押し戻されて引けた。 MINKABU PRESS