アステナHD、今期経常を25%上方修正
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アステナホールディングス <8095> [東証P] が10月11日大引け後(15:00)に決算を発表。24年11月期第3四半期累計(23年12月-24年8月)の連結経常利益は前年同期比2.6倍の20.1億円に急拡大した。 併せて、通期の同利益を従来予想の16億円→20億円(前期は13.6億円)に25.0%上方修正し、増益率が17.4%増→46.7%増に拡大する見通しとなった。 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の2.2億円→6.2億円(前年同期は10.8億円)に2.8倍増額し、減益率が79.2%減→42.2%減に縮小する計算になる。 直近3ヵ月の実績である6-8月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比25.7%増の6.4億円に伸び、売上営業利益率は前年同期の3.5%→4.7%に改善した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 通期連結業績予想におきまして、売上高は概ね前回予想通りとなる見込みです。利益面は、医薬事業におきまして、薬価改定により、一部の製品が不採算品再算定、基礎的医薬品認定によって薬価が上昇したことに加え、同業他社の一部製品が販売中止になったことを受けた代替需要の影響により、利益が伸長する見込みであります。HBC・食品事業におきまして、自社企画製品及び輸入化粧品の販売が好調に推移したため、利益が伸長する見込みであります。