大黒天が3日続落、第1四半期営業利益は34%増と大幅増益も材料出尽くし感
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大黒天物産<2791.T>が3日続落している。10日の取引終了後に発表した第1四半期(6~8月)連結決算は、売上高726億900万円(前年同期比9.2%増)、営業利益26億4300万円(同34.3%増)、純利益17億3600万円(同40.2%増)と大幅増益だったものの、目先の材料出尽くし感から売られているようだ。 消費者の生活防衛意識が高まるなか、ESLP(エブリデイ・セーム・ロープライス)による地域最安値価格を目指した店舗へのニーズが高まった。また、大阪府、石川県にそれぞれ1店舗の計2店舗を出店したほか、既存店舗の活性化を図るために建て替えと改装をそれぞれ1店舗ずつ実施したことも寄与した。 なお、25年5月期通期業績予想は、売上高2924億円(前期比8.3%増)、営業利益105億円(同12.3%増)、純利益64億円(同1.5%増)の従来見通しを据え置いている。 出所:MINKABU PRESS