明日の為替相場見通し=米9月CPIを注視
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今晩から明日にかけての外国為替市場のドル円相場は、9月の米消費者物価指数(CPI)でインフレの鈍化傾向が維持されるかどうかが注目される。予想レンジは1ドル=148円50銭~150円00銭。 今晩発表される米9月CPIの上昇率は、総合指数が前月比0.1%(8月は0.2%)、エネルギーと食品を除くコア指数は同0.2%(同0.3%)がコンセンサスとなっている。予想通りインフレが鈍化傾向を維持すれば、米連邦準備理事会(FRB)による追加利下げが見込まれ、米経済のソフトランディング(軟着陸)期待を背景としたドル買いが流入しそうだ。 また、前週分の米新規失業保険申請件数も注目で、米労働市場の底堅さを示す内容となるかどうかにも関心が高い。このほか、クックFRB理事が講演を行うほか、ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が米大学主催の討議に参加する。 出所:MINKABU PRESS