外為サマリー:一時149円00銭まで伸び悩む、時間外の米長期金利は上昇一服

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為替

 10日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=149円22銭前後と前日の午後5時時点に比べて70銭弱のドル高・円安となっている。

 9日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=149円31銭前後と前日に比べて1円10銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米景気が底堅く推移するとの観測を背景とした米長期金利の上昇が続くなか、日米金利差の拡大を意識したドル買い・円売りに押し上げられるかたちで一時149円36銭をつけた。

 ただ、約2カ月ぶりのドル高・円安水準まで上昇していることから利益確定や持ち高調整のドル売り・円買いが出やすく、この日の東京市場のドル円相場は上値の重い展開。時間外取引の米長期金利が上昇一服となっていることもあり、午前9時20分すぎには149円00銭まで伸び悩む場面があった。とはいえ、その後はゴトー日(5のつく日と10のつく日)に伴う国内輸入企業など実需筋のドル需要を見込んだ買いなどが優勢となっている。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0941ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=163円25銭前後と同40銭強のユーロ高・円安で推移している。

出所:MINKABU PRESS

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