9日の米株式市場の概況、NYダウ431ドル高 米国経済の軟着陸期待続き最高値
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9日の米株式市場では、NYダウが前日比431.63ドル高の4万2512.00ドルと続伸し、最高値を更新した。原油先物相場の上昇が一服するなか、米国経済のソフトランディング期待が引き続き相場のサポート要因となった。米連邦公開市場委員会(FOMC)は総じて想定に沿った内容となり、相場への反応は限定的なものとなった。 IBM<IBM>やハネウェル・インターナショナル<HON>が買われ、チューイー<CHWY>が堅調推移。カーニバル<CCL>とロイヤル・カリビアン・クルーズ<RCL>、ノルウェージャン・クルーズ・ライン・ホールディングス<NCLH>が高く、アルカディウム・リチウム<ALTM>が急伸した。半面、ボーイング<BA>が下落。セールスフォース<CRM>が水準を切り下げた。 ナスダック総合株価指数は108.701ポイント高の1万8291.617と続伸。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が上伸。アステラ・ラブス<ALAB>とケザー・ライフ・サイエンシズ<KZR>、ヘレン・オブ・トロイ<HELE>が大幅高となった。一方、アルファベット<GOOG>が下値を探り、テスラ<TSLA>が軟調。エヌビディア<NVDA>とメタ・プラットフォームズ<META>、アドバンスト・マイクロ・デバイセズ<AMD>が冴えない展開となった。 出所:MINKABU PRESS