本日注目すべき【好決算】銘柄 プログリット、ABCマート、三光合成 (9日大引け後 発表分)
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10月9日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 プログリット <9560> [東証G] ★今期経常は31%増で4期連続最高益、5円増配へ ◆24年8月期の経常利益(非連結)は前の期比66.1%増の8.1億円に伸びて着地。続く25年8月期も前期比31.2%増の10.7億円に拡大し、4期連続で過去最高益を更新する見通しとなった。今期は英語学習へのニーズが引き続き堅調に推移する中、主力の英語コーチングサービス、サブスクリプション型英語学習サービスともに成長が継続し、売上高は前期比28%の大幅増収を見込む。 業績好調に伴い、今期の年間配当は前期比5円増の18円に増配する方針とした。 キューブシス <2335> [東証P] ★今期最終を15%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆25年3月期の連結最終利益を従来予想の11億円→12.6億円に14.5%上方修正。増益率が3.1%増→18.1%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。退職給付制度の改定に絡む特別利益として約3.5億円を計上することが上振れの要因となる。 ABCマート <2670> [東証P] ★今期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ ◆25年2月期の連結経常利益を従来予想の597億円→633億円に6.0%上方修正。増益率が3.2%増→9.5%増に拡大し、従来の2期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。国内で都市部路面店や商業施設における販売が好調に推移したことに加え、売り場面積の拡大に伴う店舗売上の増加などを反映した。海外も韓国、米国ともに前年を上回る見通し。 西川ゴム <5161> [東証S] ★4-6月期(1Q)経常は61%増益で着地 ◆25年3月期第1四半期(4-6月)の連結経常利益は前年同期比60.8%増の30.3億円に拡大して着地。北米で自動車生産台数が増加したことに加え、円安による為替の影響も追い風となった。 上期計画の35億円に対する進捗率は86.7%に達しており、業績上振れが期待される。 ノート <5243> [東証G] ★今期経常を一転黒字に上方修正 ◆24年11月期の連結経常損益を従来予想の8000万円の赤字→2500万円の黒字に上方修正し、一転して黒字に浮上する見通しとなった。足もとの採用計画の進捗を踏まえ、人件費を中心とする販管費が抑制される見込みとなったことが要因。 三光合成 <7888> [東証P] ★6-8月期(1Q)経常は3.1倍増益で着地 ◆25年5月期第1四半期(6-8月)の連結経常利益は前年同期比3.1倍の8.2億円に急拡大して着地。北米で車両用内外装部品や金型の販売が大きく伸びたことが寄与。付加価値の高い製品の受注や生産体制の整備を強化し、原価低減を進めたことも大幅増益につながった。 タカキュー <8166> [東証S] ★今期経常を65%上方修正 ◆25年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の2億3000万円→3億8000万円に65.2%上方修正。増益率が4.4倍→7.3倍に拡大する見通しとなった。商品粗利益率の改善に加え、事業構造改革の推進による販管費の削減などが寄与し、採算が大きく改善する。 株探ニュース