外為サマリー:米金利の上昇一服で一時148円00銭台に伸び悩む
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9日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=148円21銭前後と前日の午後5時時点に比べて60銭強のドル高・円安となっている。 8日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円20銭前後と前日に比べて2銭程度のドル高・円安で取引を終えた。米長期金利が一時4.05%と約2カ月ぶりの高水準をつけたことなどを手掛かりに148円38銭まで上伸する場面があった。 ただ、この日の東京市場はドル売り・円買いが先行。米ニューヨーク連銀のウィリアムズ総裁が8日に掲載された英紙のインタビューで「米連邦準備理事会(FRB)は時間をかけて金利を引き下げることが再び適切になるだろう」と述べたことなどを背景に、時間外取引での米長期金利の上昇一服がドルの重荷となり、午前9時40分ごろには一時148円02銭まで伸び悩んだ。とはいえ、日経平均株価が反発していることから投資家のリスク選好姿勢が強まりやすく、その後は再びドル買い・円売りが優勢となっている。 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0975ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0020ドル弱のユーロ安・ドル高。対円では1ユーロ=162円68銭前後と同40銭程度のユーロ高・円安で推移している。 出所:MINKABU PRESS