中本パックスが大幅反発、上期営業利益が計画大きく上回る53%増益で着地

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 中本パックス<7811.T>が大幅反発している。8日の取引終了後に発表した第2四半期累計(3~8月)連結決算が、売上高243億7600万円(前年同期比9.4%増)、営業利益15億6000万円(同53.0%増)、純利益12億4700万円(同82.0%増)となり、従来予想の営業利益10億円を大きく上回って着地したことが好感されている。

 IT・工業材関連のスマートフォン用途や半導体関連の受注が増加したことに加えて、下期に想定していた受注が前倒しになったことが売上高を押し上げた。また、生活資材関連で利益率の高い自社商品の販売が好調に推移。24年2月に連結子会社化した中本アドバンストフィルム(旧MICS化学)も貢献した。

 なお、25年2月期通期業績予想は、売上高480億円(前期比8.2%増)、営業利益22億円(同21.2%増)、純利益15億8200万円(同49.6%増)の従来見通しを据え置いている。

出所:MINKABU PRESS

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