8日の米株式市場の概況、NYダウ反発 原油高一服・エヌビディアに買い
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8日の米株式市場で、NYダウは前日比126.13ドル高の4万2080.37ドルと反発した。米原油先物相場が大幅に下落し、原油高を受けたインフレ懸念が後退した。次世代AI半導体「ブラックウェル」を巡る期待感が広がったエヌビディア<NVDA>が大幅高となり投資家心理を上向かせ、ハイテク株全般に買いが優勢となった。 インテル<INTC>が急伸。ハネウェル・インターナショナル<HON>やトラベラーズ<TRV>、ホーム・デポ<HD>が堅調に推移した。半面、キャタピラー<CAT>やダウ<DOW>、アメリカン・エキスプレス<AXP>が軟調推移。シェブロン<CVX>が売られ、ロブロックス<RBLX>とスフィア・エンターテインメント<SPHR>が下値を探った。 ナスダック総合株価指数は同259.012ポイント高の1万8182.916と反発した。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、メタ・プラットフォームズ<META>が上伸。アマゾン・ドット・コム<AMZN>とテスラ<TSLA>が株価水準を切り上げ、キャッサバ・サイエンシズ<SAVA>が高く、ドキュサイン<DOCU>が大幅高となった。一方、マーベル・テクノロジー・グループ<MRVL>とマイクロンテクノロジー<MU>が冴えない展開となった。 出所:MINKABU PRESS