モビルス、前期最終を赤字拡大に下方修正、対純資産で38%の赤字

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決算

 モビルス <4370> [東証G] が10月8日大引け後(15:00)に業績修正を発表。24年8月期の最終損益(非連結)を従来予想の3億9400万円の赤字→7億3100万円の赤字(前の期は1億8200万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する見通しとなった。赤字額は前の期末の純資産を37.7%毀損する規模となった。ただ、通期の経常損益は従来予想の3億9800万円の赤字→3億6100万円の赤字(前の期は1億5200万円の赤字)に上方修正し、赤字幅が縮小する見通しとなった。

 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の最終損益も従来予想の1億9300万円の赤字→5億3000万円の赤字(前年同期は6500万円の赤字)に下方修正し、赤字幅が拡大する計算になる。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高について、プロフェッショナルサービスにおいて見込みを上回る案件受注となったこと受けて、売上見通しを引き上げ、前回発表予想と比べ8百万円増加し、1,534 百万円となる見通しです。 営業損失および経常損失について、生成 AI 機能の開発および販売に関する体制整備等の必要な投資を行った上で、外部システムの利用コストの削減やバックオフィス部門における人材投資の抑制など適切なコストコントロールを行ったことで、前回発表予想と比べそれぞれ 36 百万円増加し、営業損失は△352 百万円、経常損失は△361 百万円となる見通しです。 当期純損失について、上記1の通り減損損失を特別損失に計上する見込みのため、前回発表予想と比べ 343百万円減少し、△731 百万円となる見通しです。(業績予想について) 上記の業績予想は本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づき作成したものであり、実際の業績は、今後様々な要因によって予想数値と異なる結果となる可能性があります。

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