7日の米株式市場の概況、NYダウ398ドル安 中東情勢の警戒感続く
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7日の米株式市場では、NYダウが前週末比398.51ドル安の4万1954.24ドルと反落。中東情勢が緊迫化するなか、米原油先物が上昇し、インフレ圧力の高まりを伴って米国の個人消費に悪影響をもたらすとの見方が広がった。米長期金利の上昇やハリケーン「ミルトン」の接近も投資家心理を冷やす方向に作用した。 ウォルト・ディズニー<DIS>とトラベラーズ<TRV>、ウォルマート<WMT>が下落。コカ・コーラ<KO>やナイキ<NKE>が売られ、モザイク<MOS>が安い。半面、シェブロン<CVX>とボーイング<BA>が底堅く推移。ファイザー<PFE>とバーンズ・グループ<B>が堅調に推移し、エアープロダクツ&ケミカルズ<APD>が急伸。アルカディウム・リチウム<ALTM>とコティ<COTY>が高い。 ナスダック総合株価指数は213.945ポイント安の1万7923.904と反落した。アップル<AAPL>やマイクロソフト<MSFT>、アマゾン・ドット・コム<AMZN>が冴えない展開。アルファベット<GOOG>やテスラ<TSLA>、メタ・プラットフォームズ<META>が下値を探り、ネットフリックス<NFLX>が軟調だった。一方、エヌビディア<NVDA>が買われ、スーパー・マイクロ・コンピューター<SMCI>が大幅高となった。 出所:MINKABU PRESS