米外為市場サマリー:利益確定や持ち高調整の動きから一時147円80銭台に軟化

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為替

 7日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=148円18銭前後と前週末に比べて50銭強のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは1ユーロ=162円63銭前後と同60銭強のユーロ安・円高だった。

 この日の東京市場では米経済の底堅さが再評価されるかたちで一時149円10銭近辺と約1カ月半ぶりのドル高・円安水準をつけたものの、海外市場では利益確定や持ち高調整を目的としたドル売り・円買いが優勢だった。また、三村淳財務官が7日に「投機的な動きも含めて、為替市場の動向は緊張感を持って注視する」と述べたことや、同日の米主要株価指数が下落したことも重荷となったもよう。ただ、米長期金利が約2カ月ぶりに4%を上回ったことがドルの下支えとなり、ドル円相場は一時147円80銭台まで軟化したあとは下げ渋る動きとなった。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.0976ドル前後と前日に比べて0.0002ドル程度のユーロ高・ドル安だった。

出所:MINKABU PRESS

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