本日注目すべき【好決算】銘柄 東天紅、トランザク、トーセイ (7日大引け後 発表分)
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10月7日の大引け後に決算を発表した銘柄のなかから、業績好調や配当増額など市場で評価される可能性の高い銘柄を取り上げた。 東天紅 <8181> [東証S] ★今期経常を一転16%増益に上方修正 ◆25年2月期の経常利益(非連結)を従来予想の3億5000万円→4億5000万円に28.6%上方修正。従来の減益予想から一転して15.7%増益見通しとなった。上期において、原材料価格の高騰に伴う価格見直しや原価率管理の徹底、人件費コントロールなどを実施し、固定費が大幅に減少したことを反映した。 アルファ <4760> [東証S] ★前期経常を60%上方修正 ◆24年8月期の連結経常損益を従来予想の6500万円の黒字→1億0400万円の黒字(前の期は3億0700万円の赤字)に60.0%上方修正した。ノベルティグッズやキャンペーン案件が増加したことに加え、経費抑制を進めたことが奏功した。 B&P <7804> [東証S] ★今期配当を10円増額修正 ◆24年10月期の期末一括配当を従来計画の50円→60円(前期は43円)に増額修正した。順調な業績進捗や中期計画で掲げる配当性向40%の目標を踏まえ、株主への利益配分を増やす。配当利回りは3.33%に上昇。権利付き最終日を29日に控え、配当取りを狙う買いなどが期待される。 トランザク <7818> [東証P] ★前期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額 ◆24年8月期の連結経常利益を従来予想の53.2億円→56.2億円に5.6%上方修正。増益率が11.3%増→17.5%増に拡大し、従来の9期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。売上高がほぼ計画通りに推移する中、為替差益が発生したことが利益を押し上げた。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の37円→39円(前の期は35円)に増額修正した。 トーセイ <8923> [東証P] ★今期最終を5%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も4円増額 ◆24年11月期の連結最終利益を従来予想の112億円→117億円に4.6%上方修正。増益率が6.7%増→11.6%増に拡大し、従来の3期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。不動産再生事業で想定より高い利益率で物件を販売したことに加え、運営ホテルの稼働率や平均客室単価が好調に推移したことなどを織り込んだ。 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の73円→77円(前期は66円)に増額修正した。 株探ニュース