ネクステージ、今期経常を一転25%減益に下方修正
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ネクステージ <3186> [東証P] が10月7日大引け後(15:00)に決算を発表。24年11月期第3四半期累計(23年12月-24年8月)の連結経常利益は前年同期比31.6%減の97億円に落ち込んだ。 併せて、通期の同利益を従来予想の197億円→118億円(前期は157億円)に40.1%下方修正し、一転して25.2%減益見通しとなった。 会社側が発表した下方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した6-11月期(下期)の連結経常利益も従来予想の122億円→43億円(前年同期は79.8億円)に64.7%減額し、一転して46.1%減益計算になる。 直近3ヵ月の実績である6-8月期(3Q)の連結経常利益は前年同期比65.5%減の22.1億円に大きく落ち込み、売上営業利益率は前年同期の5.4%→1.8%に大幅悪化した。 株探ニュース 会社側からの【修正の理由】 当社は経営理念を『みんなに愛されるクルマ屋さん』に一新し、すべてのステークホルダーから支持される企業を目指して事業活動を行っております。今期より評価制度の見直しをはじめとした様々な改革に取組んでまいりました。 しかしながら、効果の発揮に計画以上の時間を要していることから、販売台数及び1台当たりの利益が当初想定していた水準に及ばず費用が先行いたしました。当連結会計期間において、株式会社エー・エル・シーを全株式取得により子会社化する等、売上高の増加要因が一部あったものの、販売台数に関しては当初想定より約6%減少、1台当たりの利益に関しては第4四半期において約10%減少すると見込んでおります。そのため、2024年1月9日に公表した業績予想を下回る見込みとなりましたので、上記のとおり業績予想を修正いたしました。早期の業績回復に向け、引き続き改革に取り組んでまいります。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在で入手可能な情報に基づき算出しております。実際の業績は今後のさまざまな要因により予想数値と異なる可能性があります。