トランザク、前期経常を6%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も2円増額

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決算

 トランザクション <7818> [東証P] が10月7日大引け後(15:00)に業績・配当修正を発表。24年8月期の連結経常利益を従来予想の53.2億円→56.2億円(前の期は47.8億円)に5.6%上方修正し、増益率が11.3%増→17.5%増に拡大し、従来の9期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した3-8月期(下期)の連結経常利益も従来予想の24.7億円→27.6億円(前年同期は24.2億円)に12.0%増額し、増益率が1.8%増→14.0%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、期末一括配当を従来計画の37円→39円(前の期は35円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  当期におきましては、第4次中期経営計画において掲げた5つの重点戦略を柱として、社会環境や消費動向の変化をタイムリーに捉え、対面とECを使い分けたハイブリッドによる営業活動や新製品開発を強化いたしました。これにより、売上高及び営業利益については概ね計画通りに推移いたしました。 経常利益以下の各段階利益につきましては、為替変動の影響を軽減する財務対策として保有している米ドル建て債券の一部が償還したことによる為替差益を計上したこと、継続的な社員の処遇向上に積極的に取り組んだことから、当期においても賃上げ促進税制の適用により税負担が34百万円軽減される見込みであります。この結果、経常利益及び親会社株主に帰属する当期純利益は、2023年10月12日に公表いたしました2024年8月期通期業績予想を上回る見通しとなりました。(注)上記の予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績等は今後様々な要因によって予想値と異なる場合があります。

  2024年8月期の期末配当金につきましては、業績予想の修正を踏まえ1株当たり37円の予想から2円増配し39円に修正することを決定いたしました。※ 株主の皆様に対する利益還元は、上場以来13期連続の増配を予定しております。

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